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3Dプリンタを使った鉄道模型について

これまで、Nゲージの改造を多数行ってきましたが、やっと3DプリンタがNゲージでも実用に耐えうる精度まで向上してきました。

まだまだNゲージ界では様子見ムードな部分もありますが、自作好きな私としては、どんどんチャレンジして行ければと思っています。

このブログでは、自分が欲しいと思っていたものを3Dプリンタで作る様子を紹介してゆきます。
一人でも多くの方が、3Dプリンタ等新しい事に挑戦したり、自作模型も面白そうだなと思ってもらえれば幸いです。

ここで紹介している3Dデータは、DMM.make 順次UPする予定です。
http://make.dmm.com/market/ で、武蔵模型工房とご検索頂くと公開しているものを購入頂けます。
※会員登録は必要ですが、申し込めばプリント品が送られてきますので、とても簡単です。
「ちょうどコレ欲しかった」 という方がいらっしゃいましたらご利用下さい。


さて、気になる3Dプリンタで造形したものの完成度ですが、DMMは0.2mm単位までOKのため、
ランボードや側面のハシゴなど細かい表現まで出来て、十分実用に耐えうる精度と思っています。
強いて言うならば、平面を印刷すると、横向きにわずかに筋が入りますので、気になる人はヤスリで整えると良いです。
また、曲面は筋が目立ちやすいので、ヤスリがけすると滑らかで綺麗な仕上がりになります。
a012.jpg

あとは、お値段ですね。
送料も込みという事もありますが、小さめの部品でも比較的お高いです。
まあ、これから値段が下がるか、造形精度が向上していくでしょうから、今は我慢ですね。

数年前までは個人で3Dプリント品を簡単に入手することは困難でしたから、この先数年でどんどん変わっていくと思っています。
もっと手軽に利用できるようになる日も来ると思いますので、今から色々と挑戦しておかないといけませんね。


さて、データの作成方法ですが、ご存知の方も多いと思いますが、ネコパブリッシングの 
「鉄道模型モデリング 3Dプリンタガイド」を参考にしています。
この1冊があれば一通り作成できます。
詳しくは本を見て下さい。
あとは本人のセンス次第ですね。



さて、実際にやってみた感想も交えて組み立てまでの工程を紹介いたします。

①洗浄
3Dプリントデータは、プリント時に形状を維持するためにサポート材というものを使用しており、ロウで出来ているためしっかり洗浄しないと塗料が乗らなくなります。
私は洗浄に 超音波洗浄機 を使用しています ・・・・ヨドバシで5000円程度でした。
※小さめのものなら2000円台からあるようなので、1台持っておく事をおススメします。
私は洗浄機に入れて6分程洗います。スイッチを入れるとモヤのようにサポート材が浮き出てきます。
3分洗って、水を代えて3分洗う、最後に流水で洗い流すときれいになります。
a010.jpg
a011.jpg
ちなみに洗浄機がない場合は、小さいパーツを壊さないよう気をつけて、歯ブラシを使ってお湯の中で洗剤を付けて洗うと良いようです。


②接着
合わせ面を軽くヤスリで整えます。
端面は造形の関係で若干凹凸がある場合がありますので、平らにしておきます。
接着はサラサラ系の瞬間接着剤を使用します。
造形品はアクリルのため若干柔軟性がありますので、合わせ面全てに接着剤が行き渡るよう、慎重に流し込みます。


③表面処理
3Dプリンタは構造上印刷方向(横向き)にわずかな線が入ります。
また、曲線部は線が目立ちやすいため、軽くヤスっておきます。
接着剤のはみ出しもこの段階で修正しておきます。


④塗装
アクリルはそのままでは塗料が乗りません。
アクリル対応のサーフェイサーがプライマーを使用します。
※私はタミヤのファインサーフェイサーを使用しています。

乾燥後、細部をヤスリがけして塗装します。
塗装は、通常のプラモと同様にできます。

★サーフェイサーを吹いても、塗装用のマスキングテープを切る際等にカッターで傷を付けると剥がれる事があります。
実際にマスキングテープを剥がす際に端っこが少し剥がれてしまいました。


金属キットに比べて、瞬間接着剤でプラモ感覚で組み立てが出来るためとても簡単です。
まだ体験していない方は是非一度やってみてください。


ちなみに・・・3Dプリンタで作るのに、「なぜ一体成型せずキットのようにバラバラに作るか」疑問に思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

答えは、現段階での技術面の問題と思われるのですが、造形時に平面(上面)はきれいにできるのですが、裏面や側面は、印刷スジのようなものが入ってしまい、きれいにできません。
また、立体になると体積を食いますので費用が上がります。
キレイかつ安く作るには、GMのキットのように平べったく造形して、自ら組み立てるのが良いようです。
※元の図面は1両分立体で作成するので、展開図に変形させる必要があり手間です・・・いずれ立体状態でも安くキレイに作れるようになれば、そのままで造形したいですね。


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Re: 3D依頼に付いて

本間様

コメント頂きました神戸市営3000系前面ですが、おそらく形状的にはできると思いますが、種車は何を使われる予定でしょうか?
0.1mm単位で設計していますので、どの車両に合うサイズで製作するかが問題です。
また、左右が曲面になっているガラスとライトケース部はどのようにするお考えでしょうか?
※3Dパーツとして作った場合”ガラス無し” ”ライトケースは窪んでいる状態” になると思います。
いかがでしょうか?

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Re: 3D依頼に付いて

本間様

私も北神急行の鉄コレは購入予定なので、今度やってみます。
細かい事を言えば、車体裾の形状が異なりますが大丈夫ですか?
とりあえず3000系そのままの形状で試作してみます。

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Re: 3D依頼に付いて

本間様
2000系はできましたが、3000系はオデコの造形がうまくできませんでした、CADソフトを別のものにすれば作れるような気はしますが、まだ使い方がマスターできていないので、申し訳ありませんが今回は一旦2000系でご勘弁ください。
6000系についても、3000系とおなじオデコの造形が問題になりそうな感じがします。
今後ソフトの使い方がマスターできたら挑戦してみたいと思います。

2000系については、武蔵模型工房のツイッターに試作画像をUPしておきました。
今度試作品を発注してみて、問題が無ければ公開しようと思います。
宜しくお願いいたします。

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Re: 3D依頼に付いて

本間様

前面パーツですが、今月後半に阪急と京王の機器を試作発注する際に合わせて出す予定ですので、大きな手直しが無ければ今月末から来月くらいまでには公開できると思います。

床下機器は作りたいと思っていて、現行の実車は取材済みです。
ただ、チョッパ時代の資料がありません。
お持ちでしたらご提供頂けますでしょうか?

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